2020年を振り返って(その他)
2020年は新型コロナに世界が制圧されてしまった1年でした。マスク、手洗い、消毒が生活の当たり前になりました。
流行語大賞は「3密」、2020年の漢字も「密」なのに、会食をやめられない国会議員を始めとする政治家の皆さん、何考えてるんですか?自分たちは国民の見本を示さなければならない立場にあるという自覚もないのですか?
2020年に流行ったもう一つのものは「鬼滅の刃」こちらは子どもたちが中心の流行です。映画の興行成績も史上一位となりました。
鬼となってしまった妹を助けようとする兄の物語は、大きな力を持つ良くわからない敵に、いつ終わるとも分からない戦いを挑むって、コロナ禍の今と重なりますね。将来2020年を語るときに、必ず思い出されることになるでしょう。
コロナ禍で仕事を失った人。病気で亡くなった人。回復したとはいえ、後遺症に苦しむ人。様々な苦しみを持つ人が増えました。身体は元気であっても、自由に動けないストレスに苦しむ人。精神的に痛めつけられて、うつになる人。自殺する人。患者が急増して疲弊する医療機関。学校へ入学できても、リモート授業ばかりでリアルな友達ができない新入生。帰省したくてもできない人。匿名で無神経な批難をネットにあげる人。
そういう国民を、助ける気がない政府。
嫌なご時世だねぇって、座頭市のセリフを思い出しちゃいましたよ。
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