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『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』 益田ミリ

わたしを支えるもの
すーちゃんの人生

益田ミリ(ますだ みり)

 すーちゃんは40歳になりました。5歳年上のさわ子さんは45歳になりました。2人とも独身です。毎日働きに行って、家に帰ってごはんを食べて、時々ヨガに行って、ときどき2人でお茶して、そんな感じで毎日が過ぎていきます。

 特別不満があるというわけじゃないけど、うっすらとした不安があるのです。きっとこのまま一生結婚しないんだろうなぁ?自分の親の具合が悪くなったらその世話はできるけど、親がいなくなってから、自分がどうにかなった時には誰を頼ればいいのだろう?なんてことを想像しちゃいます。

 自分には何ができるんだろう?40歳ということは、これまでと同じかそれ以上の年月生きていくわけで、何を楽しみに生きていけばいいのだろう?

 こういう迷いは誰しも持つものだと思うけど、いざ自分の番になってしまうと困ってしまうのです。こういうことって誰に相談すればいいんだろう?少なくとも、ひとりでは答えが見つけられそうにないなぁ。

 すーちゃんやさわ子さんのような人は大勢います。なのに、自分だけが悩んでるって気持ちになりがちなのよね。そんな時に相談とまでいかなくても、たわいもない話ができる友達がいるって大事だなぁ。

 「悩んでいるのは、あなたひとりじゃないのよ」って言ってくれる友達がいたら、それだけで幸せよね。

2007冊目(今年27冊目)

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