『夜明けの図書館』 埜納タオ
ひなこさんは新人の司書です。配属されたばかりの「暁月市立図書館」での仕事はわからないことばかり。先輩たちはちょっと怖いかも?なんて思いながらも、必死に仕事を覚えようとしています。
その中でも一番大変なのがリファレンスです。図書館を利用する人たちからいろんな質問をされるのですが、それに関する書籍を探すのが意外と大変なんです。
市役所から出向で来ている大野さんは本棚の整理は得意だけど、それ以外はつっけんどんで、図書館の仕事があんまり好きじゃないようです。でも、大野さんの力を借りなければならないことが多いひなこさんは、必死に食らいついています。
「自分が子供だった頃の写真を探している」「光る影の正体は?」「くずし字を読みたい」「都市伝説について知りたい」そんな難問に応えていくひなこさん。司書としての仕事にも、利用してくださる市民のみなさんとの関係も、少しずつ進歩していく姿がいいですねぇ。
こんな図書館に行ってみたいなぁって思います。
第1話:記憶の町・わたしの町
第2話:父の恋文
第3話:虹色のひかり
第4話:今も昔も
2025冊目(今年45冊目)
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