『怪談えほん 3 いるの いないの』 京極夏彦 町田尚子 東雅夫
おばあさんの いえで くらすことになった。
とても ふるい いえだ。(本文より)
おばあさんのいえは木造です。柱は太くて、天井がとても高くて、はりの辺りは暗くてよく見えません。
猫はいっぱいいるけど、人間はおばあさんとぼくしかいなくて、ちょっと怖いんです。
気になって上の方を見ていたら、誰かがいるみたいなんです。
おばあさんは「うえを みなければ こわくないよ」っていうけど
やっぱりこわい。
田舎の古い家ってふしぎよね。
昔、母の実家に泊まった時に、不思議に思ったことがいっぱいあったもの。
押し入れかなと思ってふすまを開けたら、階段だったり。
お便所がはなれにあって、夜行くと風もないのに 裸電球が揺れていたり。
ニワトリ小屋に卵を取りに行ったら、固い殻がなくて薄皮だけの卵があったり。
おばあさんの いえには
なにかが いるからね。
心臓が弱い人は 読まないでね。
#怪談えほんいるのいないの #NetGalleyJP
2044冊目(今年64冊目)
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