『海のアトリエ』 堀川理万子
おばあちゃんが子どものころに、学校へ行くのが嫌だった時期があったんですって。
そんなことがあったなんて、今まで知らなかったのでビックリしました。
夏休みになってもどこにも行くところがないなぁって思っていたら、お母さんのお友達の絵描きさんが「うちに遊びにに来ない?」って誘ってくれて、絵描きさんの家で5日間過ごすことになったんです。
おばあちゃんはきっと、ひとりでよその家にお泊りに行くことに、ものすごくワクワクしたんだろうなぁ。
よその家かだら、家の感じも、食べるものも、時間の過ごし方も全然違うんだろうなぁ。
うちにいる時は、子どもなんだから大人のいうことを聞きなさいって、いつもいわれちゃうけど、この絵描きさんは子どもを子ども扱いしないのね。ちゃんと一人の人として扱ってくれる。そういうのって、とっても嬉しいの!
ああ、わたしもこんな夏休みを過ごしてみたいなぁ。
海のそばの家で、のんびりするのっていいなぁ。
#海のアトリエ #NetGalleyJP
2092冊目(今年112冊目)
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