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『小さな本の数奇な運命』 アンドレーア・ケルバーケル

小さな本の数奇な運命
Diecimila Autobiografia di un libro

アンドレーア・ケルバーケル
Andrea Kerbaker 

望月範子(もちづき のりこ) 訳

晶文社

 この物語の主人公は一冊の本。最初の持ち主の所にかなり長くいたのだけれど、持ち主が亡くなったとたんに売られてしまったところから旅が始まりました。

 古書店の奥の方だと暗くて目立たないから、前の方に置いてもらえないかなぁ。同じ店の中で親交を深めた本たちが買われていくのに、自分だけ残ってしまって、はっきりいって焦ってます。

 隣に並ぶのはいずれも名作ばかり。あの本も素晴らしいし、この本も素晴らしい。でも、いつまでもこの書棚にいることはできないのです。長期間売れないでいると、リサイクルされて段ボールになってしまうかもしれないし、単に捨てられてしまう事だってあります。どなたか、僕を買ってください!

 店に来たお客さんに「誰か僕を見つけて!」と念を送っている本。確かにそういう感じがする本もあるわね。買ってくれた人の家に行って、その家の本棚のメンバーを見てビックリしたり、また売りに出されたり、本も長生きするといろんな体験をするのね。

 この作者は古書コレクターだそうです。ご自分の蔵書を眺めているうちに、こんなストーリーを思いついたのかしら?人に歴史あり、書籍にも歴史ありって思ったのでしょうね。本を好きな人は、みんなロマンチストなのかしら?

2091冊目(今年111冊目)

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