『ヨロヅノコトノハ やまとうたと天邪鬼』 いのうええい
高校二年生の枇々木天音(ひびき・あまね)は、和歌を介して言葉の力を「現実化」させ、街の神社に持ち込まれる妖がらみのトラブルを解決する「言霊師」。
ある日、天音は自分が現実にした「言葉の力」をひっくり返し、跳ね返したり逆の現象を起こしたりできる、相性最悪の妖・天邪鬼と出会う。自分自身に向けた攻撃を、相手に「ひっくり返させて」返り討ちにするという力業で、その場は切り抜けた天音の前に、数日後、転校生が現れた。
鬼島千歳(おにしま・ちとせ)と名乗る、銀髪・若葉色の目で胡散臭い関西弁を操るそのイケメンは、間違いなくあの天邪鬼だった(書籍案内より)
天音は、最初のころは千歳のことを面倒くさい奴と思って避けていたんですけど、時と共に一緒に仕事をすることができる相棒として認められるようになってきます。でも、なぜ自分のことをこんなにも助けてくれようとするのかがわからなかったんです。
「言霊師」という大変な仕事をするとき以外は寡黙な高校生の天音と、何かと言えばちょっかいを掛けてくる千歳のコンビは楽しいですね。2人ともカッコいいから女子からモテモテだったりして、おバカな高校生としての日常もあれば、妖と闘う時もあり、ちょっとBL的なドキドキもあり、中盤からは一気読みでした。
言葉の力を持ってしまったばかりに、己の力に悩む天音。これまでずっとひとりで悩んできたんですね。それが千歳との出会いで霧が晴れてきたような感じになってきましあ。祖父と2人暮らしという謎もあって、この本はシリーズになるかも?という予感がしています。
#ヨロヅノコトノハ #NetGalleyJP
2149冊目(今年169冊目)
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