『フジモトマサル傑作集』 フジモトマサル
フジモトマサルさんの漫画って、とぼけた感じもするけど、ドキッとするようなことをサラッと言うんです。誰も言えなかったけど、もしかしたらって思ってたことをわたしの代わりに言ってくれているようなそんな気がしてしまうのです。
おおかみのりんごちゃんも、アナグマ博士も、ひつじのドリーちゃんも、人間の世界の中で違和感なく生きてるのがとっても好きです。見た目は違っていても、そんなこと何も気にしないで生きている世界っていいなぁって思います。
「アナグマ博士の睡眠研究所」では、他人の夢の中に入り込める特技(?)を使って博士がいろんな人の悩みを解決してくれるのですが、こんなところがホントにあったら、患者さんはさぞかし集まるでしょうね。夢を見ている自覚がなくても、寝ている間に見ている夢は、その人の心が生み出しているものだというところに、とっても興味がわきます。
「ウール100%」ひつじのドリーちゃんのおかあさんは、とっても優しいんだけど、「あなたにはあなたにそっくりなクローンの姉妹がいるの」というセリフにビックリ!
とても静かな世界で展開されるシュールな会話なんだけど、そんな話したことあるかも?って思えてくるのは何故なのかしら?
2194冊目(今年214冊目)
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