『カピバラさんのだるまさんがころんだ』中川ひろたか 柴田ケイコ
「だるまさんがころんだ」って遊びを考えついた人は天才だと思う。
普通の鬼ごっこだったら足が速い子が絶対に有利でしょ。でも、だるまさんがころんだは違うのよ。鬼が振り向いた時に動きが止まっていることが大事なのね。だから、ゆっくり歩いていても、寝っ転がってもいいのよ。とにかく止まれればいいんだから。
でもね、鬼が振り向いた瞬間にドキッとしちゃうから、片足が上がったところで止まろうとしちゃうの。
すり足で行けばいいのに、誰もそんなことしないの。グラグラ、バタン、って動いて捕まっちゃう。
鬼は早口で言ったり、わざとゆっくり言ったり、いろんな手を使ってくる。
カビパラさんたちも、いろんなポーズをしようとするから動いちゃう。鬼が振り向くごとに、一匹、また一匹と脱落しちゃう。
いつのまにか、「だるまさんがころんだ」じゃなくて「カビパラさんがころんだ」になってる!
みんなもカビパラさんと一緒に遊ぼう!
#カピバラのだるまさんがころんだ #NetGalleyJP
2198冊目(今年218冊目)
« 『本が紡いだ五つの奇跡』 森沢明夫 | トップページ | 『もうひとつのアンデルセン童話』 斉藤洋 広瀬弦 »
「日本の作家 さ行」カテゴリの記事
- 『ほんとうの定年後』 坂本貴志 24-332-3358(2024.11.22)
- 『毎月新聞』 佐藤雅彦 24-320-3346(2024.11.10)
- 『さよならの向う側 ’90s』 清水晴木 24-330-3356(2024.11.20)
- 『まとまらない人』 坂口恭平 24-292-3318 (2024.10.13)
- 『生きのびるための事務』 坂口恭平 24-286-3312(2024.10.07)
「日本の作家 な行」カテゴリの記事
- 『朝読みのライスおばさん』 長江優子 みずうちさとみ 24-336-3362(2024.11.26)
- 『小さな出版社のつづけ方』 永江朗 24-284-3310(2024.10.05)
- 『小さな出版社のつくり方』 永江朗 24-271-3297(2024.09.22)
- 『町の本屋という物語』 奈良敏行、三砂慶明 24-257-3283(2024.09.08)
- 『本を守ろうとする猫の話』 夏川草介 24-246-3272(2024.08.28)
「NetGalleyJP」カテゴリの記事
- 『朝読みのライスおばさん』 長江優子 みずうちさとみ 24-336-3362(2024.11.26)
- 『がいとうのひっこし』 山田彩央里 、山田和明 24-318-3344(2024.11.08)
- 『さよならの向う側 ’90s』 清水晴木 24-330-3356(2024.11.20)
- 『人魚が逃げた』 青山美智子 24-324-3350(2024.11.14)
「本が好き!」から飛んできました。
すごいたくさん本を読んでいらっしゃるんですね…!!
勝手ながら私設サイトの書評ブログ速報に登録させていただきました。
https://book787.com/
これからも更新頑張ってください!
投稿: えぬけーNK | 2021年9月17日 (金) 15:29
エヌケーNKさん、コメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
投稿: Roko(エヌケーNKさんへ) | 2021年9月17日 (金) 18:40