『よあけ』 あべ弘士
じいさんは村一番の猟師だ。
あの日もクロテンやカワウソの毛皮を町へ売りにいくのだった(本文より)
幼いぼくは、じいさんと一緒に出かけた。
夜の森の中でじいさんは、いろんな動物の話をしてくれた。
怖い動物もいるけれど、彼らといかにうまく付き合っていくのかをじいさんはよく知っていた。
自然の中では人間なんてちっぽけな生き物だから、その中にいさせてもらうという気持ちを忘れちゃいけないんだろうな。
こんな大自然を守るには、人間なんていない方がいいのかもしれない。
だけど、こんな景色を見てみたい。
夜が明けて小舟をこぎだすと、アビが鳴き、ヘラジカが草を食べている。
朝焼けがきれいだ!
#よあけ #NetGalleyJP
2215冊目(今年235冊目)
宮沢賢治「旭川。」より も素晴らしかった。
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