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『数の冒険』 アンナ・チェラゾーリ

数の冒険 算数・数学の世界を楽しむ20話
I MAGNIFICI DIECI

アンナ・チェラゾーリ
Anna Cerasoli

泉典子(いずみ のりこ) 訳

世界文化社

8歳の少年フィーロとおじいちゃんがキッチンで楽しい数学ゲームをはじめる。元教師の祖父は、孫のフィーロを数学の天才にしようといろんなゲームを考えだす。タコだったら8進法、ウサギは何匹になった?ピラミッドの高さの測り方からさいころ遊び、水道屋さんの料金の話まで。数や計算、むずかしい定理などの基本的知識を、遊びながら身につけることができる。(書籍紹介 より)

 日常わたしたちが使っている10進法の他に、2進法とか16進法とか違う考え方があることは知ってるけど、なぜ普段は10進法を使ってるの?なんて、改めて考えることはなかなかありません。でも、その理由って何だろう?ってことを知ると「なるほど~」って思うんですよね。数学の基本ってそういうことだらけです。

 10進法を考え出したのは、人間の手の指は左右で10本あるから、この単位で考えやすいということなんです。地域によっては足の指も入れて20進法の考え方をするところもあるんですって!フランス人は80のことを20の4倍と考えるって初めて知りました。

 だから20ユーロ札や20ドル札が必要なんだなってことに気づきました。日本の2千円札がどうも評判が悪いのはここら辺の考え方の差かもしれないって思えます。

 そういえば英国でビールなどの量を示すパイントは「8 pints = 1 gallon」で8進法でしたね。これは指の股を数えてるのが起源だとか!コインのクォーター(25セント)は4進法、10進法以外の数え方がいろんなところで生きてるんだなぁ。


 「ピラミッドの高さは棒一本で測れる」とか「自然数と偶数はどっちが多い?」とか、フィーロのおじいちゃんに説明してもらうと、ホントにわかりやすいんです。ピラミッドの高さを図るには「相似」の考え方を利用するとか、有限と無限のこととか、こういうことを知るのは楽しいですね。

 最後の解説が秋山仁先生だったのに驚きました。この本の監修をされたとのこと。秋山先生は数学をわかりやすく教えるということにとても熱心な方なので、適任ですよね。

 数字や数学が苦手だなぁって思っている人が世の中に大勢いるけど、それって基本をすっ飛ばしてきちゃったからじゃないかしら。こういう本で数学の基本を知ると、意外と難しくないことに気が付けると思います。

2267冊目(今年287冊目)

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