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『おひとりさまのゆたかな年収200万生活 1』 おづまりこ

おひとりさまのゆたかな年収200万生活 1

おづまりこ

KADOKAWA

 低収入でもそれなりに生活を楽しむことができるんだよというアイデアをマンガにしたおづさん。特別に凄いことをしているわけじゃないんです。お金について一生懸命に考えているところがいいのだと思います。

 自分がお金をどう使っているかを分析してみると意外と無駄が多いなぁ、これじゃ貯金なんかできないよねって気づいたところが最初の一歩でした。何でもコンビニで買っていたり、後先を考えずに服を買っていたり、これって無駄遣いだよねということをいろいろと見つけていきます。でも、余りにケチケチした生活をしていると辛くなってしまうから、たまに友達と外食に行ったりすることも計算に入れているところが見事です。

 

 自炊って面倒くさいとか難しいとか、やる前から諦めている人が多いけど、おづさんがやってみたように、とりあえずスープを作っておくというだけでも食生活はかなり変わりますよね。

 スーパーに行く前に八百屋さんへ行ってみるというのも、大事なところだと思います。何でも揃っているスーパーは確かに便利だけど、その分割高だっていうことにも気づかないとね。値段のこともあるけれど、八百屋さんの方が新鮮な野菜を売っているから、同じ値段でもおいしいし、日持ちもします。そういうところに気付くかどうか?その差が生活していく力の差だとわたしは思っているんですけど、それに気づかない人が多いのがなぜかしら?

 

 無駄遣いを止めて、残ったお金でおいしい珈琲豆を買うとか、ちょっとしたおやつを買うとか、そういう心の栄養になるお買い物も見習うべき点だなぁって思いました。

 単なる節約じゃなくて、心の豊かさも大事にすることもちゃんと考えてるからこそ、おづさんは多くの人から支持を受けているのでしょうね。

2294冊目(今年314冊目)

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