『こんな世の中で生きていくしかないなら』 りゅうちぇる
「自己肯定感」なんて簡単にいうけどさ
自己肯定感なんて、そんな簡単に手に入らないよね。(本文より)
誰かが発言した自分の悪口ってとても気になります。わたしってダメだなぁって落ち込んでしまうことがよくあります。
逆に誰かから褒められたとき、それをあっさり認められる時と、イヤイヤそんなことないですよって言ってしまう時があって、自分自身の評価と他人からの評価の差をどう考えていくのかってとても難しいなと思います。
自分を好きになる過程って、なんだか貯金に似ている。
自分がどれだけ自分を好きでいられるか?それこそが自己肯定感だから、自分の良さを1つずつ見つけていこうよ。昨日はこれができた、今日はあれができたって、一つずつ積み重ねていって、貯金みたいにその積み重ねが大きくしていこう、少しずつ自分のことを好きになっていこうって、りゅうちぇるさんは言っています。
「自分らしさ」って、そもそも必要なのかな?
個性が大事、自分らしくって思いこんでないかな?誰かに似ていたって、これといった目立つことがなくたって別に構わないんだよ。それが自分なんだから。
そうよね、そうなのよ!
「男だから」「女だから」って、なんか意味あるの?
ピンクの服を着たり化粧したりすると、男なのに何故って言われるけど、なんか意味あるの?いいじゃない、そういうのが好きなんだから。スカートをはきたくない女子がいたっていいし、リボンが好きな男子がいたっていいのよ、「らしさ」という思い込みは捨てちゃおう!
りゅうちぇるさんの文章を初めて読んでみて思ったのは、この人はあらゆる人を尊重している人なんだなってことです。自分の思い込みを他人に押し付けちゃいけない、それぞれの人の自由を奪っちゃいけない、ということを本当に理解している人なのですね。
世間っていう見えないものに縛られて、押しつぶされそうになっている人だらけの今の日本。そんなもの捨てちゃえばいいのにね。
つまらない思い込みが人を殺すんだよ。そんなもの捨てちゃおうよ。捨てちゃえばそれが幻だったってことが分かるから。
それを理解できない人とは距離を置けばいいんじゃない。そばにいると気になってしょうがないけど、離れていれば「ああいう人もいたな」って思えるから。
一番大事なのは、自然に生きていくことなんだもの。
#こんな世の中で生きていくしかないなら #NetGalleyJP
2297冊目(今年317冊目)
「諦める、割り切る、逃げる、戦わない。そして、期待しないこと。僕はこの5つの『武器』を、身につけた」って言っていたのに、2023年7月12日に亡くなりました。悲しい。
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