『似ている英語』 おかべたかし やまでたかし
似ている英単語だけど、実は違う意味があるということに気付かずにいたものがあります。知っている単語なのに、その意味をちゃんとわかってなかったんだなぁってものがいろいろあるんですねぇ。
〇flog と toad
flogはカエル、toadはヒキガエル 「ふたりはともだち」は「Frog and Toad」だったのですね!
あのふたりは、2匹のカエルではなく、カエルとヒキガエルだったのだと、初めて気が付きました。
〇garden と yard
アメリカでの区別は、gardenとは花や草木が植えられた庭のこと。yardとは芝生を植えた家の周囲の庭で、舗装された部分もさすのだそうです。
英国では花壇や芝生の部分がgarden、yardは舗装された裏庭を指すのだそうです。
英国では、裏庭やガレージで車を直すのが好きな人をBackyard builder と呼びますよね。それが高じてレーシングカーを作る人や、自動車の会社を作ってしまった人もいます。
〇tortoise と turtle
tortoiseはリクガメ、turtleはウミガメ
トータス松本さんはリクガメで、タートルネックはウミガメが語源って、覚えましたよ~!
〇英語では稲もお米もご飯も rice
それぞれの文化によって、ことばの種類が1つだったりたくさんだったりするのって面白いですね。日本人にとっては稲と米とご飯は別のものだけど、米食でない人たちにとっては rice という1つの単語で事足りてしまうのです。
逆に肉食の国の言葉である英語では cow(メス牛)ox(去勢したオス牛)bull(去勢していないオス牛)carf(子牛)というように細かく区別しているけど、日本語では全部が牛なんですね。
そういえば、牛乳石鹸にカウブランドというのがありますけど、ミルク成分を含んだ石鹸ということでカウ(cow)という言葉が選ばれたのでしょうね。
GHQの将棋の駒の話や、目玉焼きの話など、なるほどねぇってことが色々ありました。
こうやって英単語を覚えていくのって面白そうです。
2317冊目(今年16冊目)
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