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『銀塩写真探偵 一九八五年の光」 ほしおさなえ

銀塩写真探偵 一九八五年の光

ほしおさなえ

角川文庫

 フィルムカメラに興味を持った主人公の陽太郎は、師匠の弘一さんからカメラの扱い方や、現像の仕方を教わります。そして、弘一さんからある秘密を教わるのです。彼の写真の引き伸ばし機を作動させると、その写真の中の世界へ行くことができるのです。

 そんなことが本当にできたら凄いなぁ!

 写真を見ていると、一緒に映っているあの子とよく遊んだなとか、あの日はいい天気だったとか、後ろに映っている家はもうないなぁとか、そこに映っている時代のことや、いろんなことを思い出します。

 だから、その世界の中を歩き回れるとしたら、行ってみたい場所がいろいろあります。

 

 フィルムカメラを使っていたのはついこの間までだったような気がするけれど、いつの間にかデジタルカメラになってしまいました。更に、スマホの写真撮影機能が上がったことによって、カメラを持たない人ほとんどになってしまいました。

 かつてはほとんどの家にカメラがありました。写真を撮るのが好きな人は一眼レフ、そうでない普通の人は小型の自動焦点のカメラを子どもが生まれたのを機に購入するというのが一般的だったように思います。

 

 写真を撮ったフィルムは現像しなければ、どんな写真が撮れたかはわかりません。現像した写真を取りに行くときは、ちょっとワクワクした気持ちがあったなぁ。

 町には必ずDPE(現像)を頼めるお店があって、フィルムもいろんなところで売っていました。ちゃんとしたカメラを持っていなくても、旅行には「写ルンです」のようなインスタントカメラを持っていく人も結構いました。

 そうそう、フィルムを入れておくケースが小物入れとして便利で、今でも大事に使ってます。Film_20220121104601

 フィルムカメラって懐かしいなぁって、いろんなことを思い出しました。

2320冊目(今年19冊目)

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