『みつばの郵便屋さん 3 二代目も配達中』 小野寺史宜
郵便配達の秋宏さんは見た目は今時のイケメン青年だけど、中身はけっこう情に厚い人なんだなって思います。そんな人だから、配達先の人からも好かれるし、後輩の不始末でお詫びに行っても「そこまでしなくていいんだよ」って言われるんだろうなぁ。
郵便物を配達する先の人たちといろんな話をしていることに驚きます。転勤になった家族宛に届いたものはどうするのかとか、ポストではなく玄関を開けて中に置いておいてとか、それぞれの事情を聞き取ることも、大事なお仕事なんですね。
暑い日も、寒い日も、雨の日も、雪の日も、毎日郵便を届けてるれる配達員の方に感謝!
この4篇が収められています。
・二代目も配達中
みつば郵便局に女性の配達員「亀井美郷」さんが配属されてきました。彼女のお父さんもかつて郵便配達をしていたのだそうです。
・濡れない雨はない
雨の日の郵便配達は大変です。郵便物を濡らさないようにどんなにがんばっても、少しは濡れてしまうんです。でも、なるべく濡らさないように努力して配達をしています。
・塔の上のおばあちゃん
タワーマンションの30階に住んでいるおばあちゃんのところに、ポストに入らない大きなサイズの郵便物があったので直接届けることになりました。ちょっとお願いしたいことがあるのと言われて、秋宏さんはお宅に上がることになってしまいました。
・あけまして愛してます
年賀状配達のためのアルバイトの学生さんが大勢やってくるし、郵便物自体も増えるので、年末の郵便局はとにかく忙しいのです。
2323冊目(今年22冊目)
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