『「できない自分」を脳から変える行動大全』 菅原洋平
グズグズ、ダラダラしてしまう自分が嫌だなぁって思うことがあります。そんなときに、行動を変えることでやる気を起こしたり、元気になれたらいいなぁって思うけど、実際どうしたらいいのかわからないものですよねぇ。
そんな自分のスイッチを切り替えるための簡単な動作を、この本はいろいろと紹介しています。これならすぐできそうだなぁってことがいくつも見つかりました。
〇太ももを上げ下げして大腰筋を鍛える
・軽い運動をすることで脳の伝達がよくなる
・ポジティブな表現は脳内で前向きな行動イメージにつながる
・腰回りを鍛えると体がすぐ動くようになる
歩いたりスクワットしたりするだけでやる気がわくって凄いじゃないですか!仕事の合間などにちょっと動くだけで、気分転換だけではなく身体が動きやすくなるという効果もあるんですねぇ。
〇スケジュールは声に出しながら手帳に書く
・複数の感覚で入力することで忘れにくい
・人に話すことで脳内のシミュレーションができる
・第三者目線で行動の順番を組み替えられる
そうかぁ、文字情報と音声情報をミックスすることで記憶に残りやすくなるのですね。誰かがいる場合はもちろん、自分一人であっても声に出しながら書くって意味があるんですね。
〇メモは手書きでする
・手書きのメモは認知活動の負担が少なくて済む!
パソコンやスマホにメモを書くよりも、手書きでのメモの方が単純作業なので、脳に対する負荷が低いって大事なことですね。
〇いつもと反対側の歯から磨く
・ルーティンを見直すことで脳内に新たな既成事実ができる
・自分で決断する経験を積むと脳の選択肢が広くなる
マンネリは頭を使いません。小さなことでいいからいつもと違うことをするのが大事なんですね。
意識していつもとちょっと違うことをするのが、脳のために、自分のために大きな効果があるということを忘れずに毎日を過ごしていこうと思います。
#できない自分を脳から変える行動大全 #NetGalleyJP
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