『にげてさがして』 ヨシタケシンスケ
がんばれば、努力すれば、諦めなければ、きっとなんとかなると、ずっとわたしたちは教わって生きてきました。
でも、どんなにがんばったって、できないことがあるんです。
下手でも好きなら続けていいけど、
上手だけど好きじゃないこともあるのよね。
きみのあしには やくめがある。
それは
「きみを まもってくれるひと」
「きみを わかってくれるひと」を
さがして そのひとのところに
いくため、だ。
家族や学校や仕事場の、自分の周りにいる人がみんないい人とは限りません。
他の人にとってはいい人だったとしても、自分にとってはいやな人ということもあります。
「想像力のない人」に人生をめちゃめちゃにされてからじゃ遅いんだから。
無理していやな人と一緒にいる必要なんてないんだから。
無理していやなことを続ける必要なんてないんだから。
「逃げるが勝ち」ってこともあるんだよ。
こういうことを言ってくれる人ってなかなかいないよね。
ヨシタケシンスケさん、ありがとう。
2308冊目(今年7冊目)
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