『みつばの郵便屋さん 5 奇跡がめぐる町』 小野寺史宜
秋宏さんは郵便配達の仕事がとても好きなんですね。夏は暑い暑い、冬は寒い寒いって言ってるけど、決して仕事に行きたくないとは思いません。雨や雪の日は嫌だけど、郵便物を濡らさないように気を使って配達をしています。
そんな秋宏さんにいろんなことを聞いてくる人がいます。喪中はがきはいつごろまでに出せばいいの?とか、配達のついでに郵便物を持って行ってくれる?とか、町の人たちと仲良くしているからこそ、そんな話もできるんです。
めったに悪い人が登場しないこのシリーズに、もしかしたら初めてかな?悪い人が登場しました。それは空き巣です。ここの人じゃないと判断した秋宏さんは警察に連絡します。でも、後になってから、あの犯人が暴れていたら怖かったなぁって反省もしたけれど、こういうことも郵便配達員をしていれば、遭遇してしまうこともあるかもしれません。
秋宏さんの周りにいい人ばかり集まるのは、きっと秋宏さんの人徳なのでしょうね。
この4篇が収められています。
・トレーラーのトレーダー
バイクでコケた秋宏さんを助けてくれたのは、「ホケツ!」の主人公、みつば高校サッカー部の大地くん。やっぱりいい奴だ!
・巨大も小を兼ねる
小さなポストだと入りきらないサイズの郵便物があると、秋宏さんは受取人に直接渡すように心がけています。そんなときのちょっとした会話から、話が広がったりするのです。
・おしまいのハガキ
年賀状だけでなく喪中のはがきを出すタイミングというのもあるんです。
・奇蹟がめぐる町
初恋の人、愛加ちゃんがみつばに戻ってきました。
このシリーズを読んでいると、郵便屋さんって大変なお仕事だということがよくわかります。みんなの家に郵便物を運んでくれる郵便屋さんに感謝しなくっちゃ!
2349冊目(今年48冊目)
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