『夜をあるく』 マリー・ドルレアン
真夜中に、お母さんに起こされたきょうだい。「やくそく、おぼえてる?」と、家族4人で夜の中へ出かけていきます。(書籍紹介より)
夜の町を歩いていると、虫の声が聞こえてきました。窓から光が漏れている家がありました。犬や猫は歩いているけど、自分たち以外の人は歩いていません。
夜の野山のは街灯もないから、懐中電灯で行く先を照らしながら歩きます。草のにおいがします。虫の声がたくさん聞こえます。
山まで辿り着きました。低い山だけど、足元が見えないから気を付けて登ります。
家族4人で歩くのは青い世界。暗闇の中を目を凝らして歩きます。
こんなことをしようって、
家族4人で小さな冒険をしようって、誰が思い付いたのかしら?
一生忘れないよね、この夜のこと。
この子たち、大人になったら自分たちの子どもを連れて同じようなことをするのかしら?
そしてまた、同じように夜の闇を楽しむのかしら?
2409冊目(今年108冊目)
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