『ビブリア古書堂の事件手帖 4 栞子さんと二つの顔』 三上延
本をたくさん所蔵している人にとって地震はとても怖いものです。東日本大震災のあと、ビブリア古書堂では本棚をしっかりと金具で固定したから、本が落下してしまうことはなかったけれど、今回登場したお客様は蔵書の下敷きになってケガをされたとか。
大輔さんと栞子さんの距離感は少しずつ近づいているようです。日常的な会話はスムーズにできるし、栞子さんは大輔さんのことを信頼しているんだろうなという雰囲気が伝わってきます。でも、栞子さんってあんなに小説を読むのが好きなのに、自分の恋愛には無頓着なんです。一緒に出かけるとか、一緒に食事をするということが「デート」とか「恋愛」とか「付き合う」とうことと結びつかないようで、大輔さんはどのタイミングで「デートしてください」と言っていいのかわからずに困っています。
奥手同士のふたりだから、じれったいなぁって思うけど、それもまたこのふたりらしくていいのかしら?
・プロローグ
・第一章 「孤島の鬼」
・第二章 「少年探偵団」
・第三章 「押絵と旅する男」
・エピローグ
今回は江戸川乱歩の作品を愛し、膨大なコレクションを残した人が残した謎を解くというお話なのですが、ついに出ましたよ、あの人が!
栞子さんのお母さんの智恵子さんが、ついに登場です。このふたりの対決はいかに?という所ですが、智恵子さんの方が何枚も上手な感じですねぇ。
2395冊目(今年94冊目)
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