『ハリス・バーディックの謎』 クリス・ヴァン・オールズバーグ
読友さんのレビューを読んで気になったこの本を図書館で借りてきました。
この本にはモノクロの絵と短い文章が14点収められているのですが、どの絵も不思議な雰囲気を持っています。日常的な場面を切り取ったように思えるものもあれば、「どうして?」と思わず叫びたくなるようなものもあり、それぞれの絵の背景にはそれぞれの長い物語があるように思えるのです。
- 天才少年、アーチー・スミス
- 絨毯の下に
- 七月の奇妙な日
- ヴェニスに消えた
- 別の場所で、別の時に
- 招かれなかった客
- ハープ
- リンデン氏の書棚
- 七つの椅子
- 三階のベッドルーム
- そんなことやっちゃいけない
- トリ―船長
- オスカーとアルフォンス
- メイプル・ストリートの家
この本の出版25周年を記念して、「ハリス・バーディック年代記:14のものすごいものがたり」という本が出版されています。これを読むのが楽しみです。
2442冊目(今年141冊目)
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