『ビブリア古書堂の事件手帖 6 栞子さんと巡るさだめ』 三上延
今回は太宰治の本を巡る事件が起きるのですが、太宰を好きな人って大勢いるんですねぇ!
太宰の初版本や稀覯本を求めて犯罪まで犯してしまう人がいるって、それほど熱心なファンがいるってことだけど、それが原因で栞子さんはケガをして、おかげで大輔さんが、ビブリア古書堂で働くことになって、ついに2人は付き合うようになったのだから、運命って不思議なものですね。
本を巡る記憶力や推理力は素晴らしい栞子さんですが、恋愛に関してはどうしようもないオクテで、そのギャップが魅力なんだなぁ。大輔さん、今回は文字通り身体を張って彼女を守りますけど、ケガはどうだったんでしょう?次作を読めばわかるのかな?
・プロローグ
・第一章「走れメロス」
・第二章「駈け込み訴へ」
・第三章「晩年」
・エピローグ
2418冊目(今年117冊目)
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