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『BLACK JACK 1』 手塚治虫

BLACK JACK(ブラック・ジャック)1

手塚治虫(てづか おさむ)

秋田文庫

 「ビブリア古書堂の事件手帖 5 栞子さんと繋がりの時」で「ブラック・ジャック」が取り上げられていたので気になって読んでみました。

 

 「医者はどこだ!」はブラック・ジャックの優しさを感じました。

 ピノコちゃんが誕生する「畸形嚢腫」、これと似たようなストーリーを別の作品で読んだことがあって、手塚さんにとって気になる症例なのかなと思いました。

 「ブラック・クイーン」は「Docter-X」の大門さんの原型だよねぇって気がします。

 そして、「アリの足」は、ブラック・ジャックという人の原点なのかなぁ。ああ見えて努力の人なんだもの。

 

 ブラック・ジャックは、みんなからとんでもない奴と思われているみたいだけど、実は優しい人なのよね。ピノコちゃんがあんなにも「だいちゅき~」っていうのは、そういうところをちゃんと見ているからなんだろうなぁ。

 ブラック・ジャックの人間味を、いろいろな場面で感じたのでした。

 そして、手塚先生の奥様、悦子さんの「あとがき」はとても心に残るものでした。

 

・医者はどこだ!
・春一番
・畸形嚢腫(きけいのうしゅ)
・人面瘡
・ときには真珠のように
・めぐり会い
・絵が死んでいる!
・六等星
・ブラック・クイーン
・U-18は知っていた
・アリの足
・二つの愛

2437冊目(今年136冊目)

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