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『BLACK JACK 5』 手塚治虫

BLACK JACK(ブラック・ジャック) 5

手塚治虫(てづか おさむ)

秋田書店

 手塚先生は、よっぽど権威というものが嫌いなんだろうなぁ。序列や派閥争いばかりしていて、医療のことは二の次にしか考えていない大きな病院でのトラブル話が結構多い。今回もそういう話がいくつか登場するけど、愚かな考え方しかできない人のために、無駄なことばかりさせられたり、助けられる命が助けられなかったりするのは悔しいという思いが強いのでしょうね。

 

 「刻印」である手術を依頼した幼馴染の間久部くん。彼は裏社会で生きている人なんだけど、ブラックジャックだけには嘘をつかない人。だからこそ友情が成立している。彼がいなかったら、今のブラックジャックはいなかったと断言できる大事な人だから、ブラックジャックも経緯を評しているんだろうなぁ。

 田舎の無医村の「古和医院」の先生が、あくまでも患者さんのことを第一に考えて治療している姿を見て、ブラックジャックは感じるものがあったのでしょうね。再会した時に勉強し直すと嬉しそうに言っていた古和先生は、ほんとに立派な人なんですね。

 そして、今回もピノコは大活躍!「ピノコ・ミステリー」の最後のコマのピノコの顔がとってもかわいい!

 

・ホスピタル
・なんという舌
・もらい水
・されどいつわりの日々
・終電車
・弁があった!
・湯治場の二人
・ピノコ・ミステリー
・封印
・99.9パーセントの水
・助っ人
・古和医院
・オオカミ少女
・雪の夜はなし

2466冊目(今年165冊目)

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