『Yuming Tribute Stories』 217
「松任谷由実のデビュー50周年を記念したトリビュート小説集」ということで、思わず手に取ってしまいました。アルバムを買ったこともないし、ファンというわけでもないけれど、ユーミンの曲は記憶に残る曲ばかりです。
6人の作品が収められていますけど、一番好きなのは「春よ、来い」です。もしかしたら自分には凄い力があるかもしれないと思っている人達と、今は幸せじゃない少女の気持ちが交錯して、最後のシーンが苗場という所がニクイですねぇ。
「冬の終わり」をカセットテープに録音して、何とか同僚に聞いて欲しいと思う話は、日本のどこかにこんな人がいそうな気がします。
「青春のリグレット」の主人公が「悪女とは自分をそうだと気付いていない人」というところが、一番ユーミンの世界っぽい気がします。
ユーミンの曲には、それぞれにドラマが潜んでいるなぁって思いが強くなりました。
- 「あの日にかえりたい」小池真理子
- 「DESTINY」桐野夏生
- 「夕涼み」江國香織
- 「青春のリグレット」綿矢りさ
- 「冬の終り」柚木麻子
- 「春よ、来い」川上弘美
2518冊目(今年217冊目)
« 『D坂の殺人事件』 江戸川乱歩 216 | トップページ | 『編集者ぶたぶた』 矢崎在美 218 »
「日本の作家 アンソロジー」カテゴリの記事
- 『時ひらく』 辻村深月ほか 25-211-3607(2025.08.02)
- 『泣きたい午後のご褒美』 青山美智子ほか 25-199-3595(2025.07.21)
- 『君に贈る15ページ』 アンソロジー 25-185-3581(2025.07.07)
- 『不思議の扉 時をかける恋』 大森望 編 25-18-3414(2025.01.21)
- 『私の身体を生きる』 24-369-3395(2024.12.29)



コメント