『BLACK JACK 10』 手塚治虫 263
今回はブラックジャックの父親の話が2話(「選ばれたマスク」と「骨肉」)あったのですが、あんな父親を持ってしまった子どもの気持ちというのは、実に複雑なのでしょうね。父親の現在の妻の顔を直して欲しいと、世界一美しい顔にしてくれとの希望に、ああいう形で答えたのは、ブラックジャックから父親への最大の復讐だったのだと思います。
「灰とダイヤモンド」に登場した百鬼先生。百鬼丸の生まれ変わりなのかしら?最初はブラックジャックの提案に抵抗していたけれど、最後はわかってくれてホントに良かった。
「やり残しの家」の話は、なんだかジーンときちゃいます。ああいう棟梁が作ってくれた家だから、ブラックジャックは大事にしてるんだ。だからちゃんとした治療室があるのね。
お金のために仕事をしているふりをしているけど、ホントは違うんだよねぇ。イルカの治療だってちゃんとしてしまう「海のストレンジャー」を読んでいると、トリトンのことを思い出しちゃうなぁ。
- アヴィナの島
- えらばれたマスク
- 復しゅうこそわが命
- やり残しの家
- 海のストレンジャー
- ピノコ還る!
- カプセルをはく男
- 骨肉
- 盗難
- 灰とダイヤモンド
- あつい夜
- 身の代金
- 人形と警官
- お医者さんごっこ
解説:大森一樹
2564冊目(今年263冊目)
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