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『本屋さんのルビねこ』 野中柊 248

本屋さんのルビねこ

野中柊(のなか ひいらぎ)作

松本圭以子(まつもと けいこ)絵

理論社

ある日、本屋のかたすみで、本に積もったほこりから小さなねこが生まれました。ねこは、その本屋を営んでいるモシモさんから、ルビという名前をつけてもらい、いつしか「きみはこの店の看板ねこだ」と言われるようになって(書籍紹介 より) 

 ふりがなとして使う小さな活字のことをルビと呼ぶのは、イギリスから輸入された5.5ポイント活字の呼名が「ルビー」だったのが語源です。この子もちっちゃいから、ルビという名前になりました。

 ルビはとても小さかったのでネズミと間違われてしまったりもしたけど、とても好奇心が強くて人懐っこいから、みんなから愛されるようになりました。

 ずっと家の中で暮らしていたルビですけど、トラねこのチップスと仲良くなってからは外へも出かけるようになって、いろんなことを知ります。

 

 文章も面白いし、それ以上に挿絵がとってもかわいくて、思わず微笑んでしまうシーンばかりです。

 こんなにかわいい看板ねこがいる本屋さんに、行ってみたいなぁ。

2549冊目(今年248冊目)

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