『40歳から「キレイ」と「オシャレ」始めました。』 細川貂々 275
40歳を過ぎて、自分の老いを考えることが増えた貂々さん。鏡に映る自分の顔を改めてじっと見てみると、顔色が悪い、しわがある、クマがある、こりゃ大変なことになっているんだと気がついたんです。
顔だけではなく、身体の不調もいろいろあるし、職業柄、首や肩のコリもひどい。そんな自分を見直してみた結果、お手当てが必要だという結論に至ったのです。
人の目ばかり気にしてたくせに 人が自分のことをどう思うか聞いたことはなかった私(本文より)
自分で気がつくことと、他人が気がつくことは違うんだということに、やっと気づいたんです。
お肌のこと、メークや髪型、姿勢、歩き方、自己流でやってみても上手くいかないときには、それが得意な人に聞けばいいんだと気がついて、いろいろと質問したりアドバイスしてもらったりすると、ビックリすることばかり!
わたしはこんな服装が似合うんだという発見だったり、歩くという動作も意識次第でカッコよくできるとか、ちょっとメイクをしただけで表情が変わるとか、いろんな発見をしていきます。
脳のストレスを軽くする方法が
「姿勢を正しくする」と「正しく歩く」でした。
私は小さいころからうつむいてばかりいたので
今はまっすぐ前を向いていられてうれしいです
「下ばっかり向いていた自分が前を見て歩けるようになった」これだけで、人生が変わっちゃうんです。
前をを見て歩くようになると、さっそうと歩けるし、シワも増えないし、何よりもステキなのは気分がいい!
貂々さんが、少しずつステキになって、自信を持てるようになって、肩の力が抜けていく過程を見ていると、人間っていくつからでも変われるんだなって、幸せな気持ちになりました。
わたしも彼女を見習って、自分を見直してみようって思ってます。
2576冊目(今年275冊目)
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