『レイチェル・カーソン物語 なぜ鳥は、なかなくなったの?』 ステファニー・ロス・シソン 271
レイチェル・カーソン物語
なぜ鳥は、なかなくなったの?
ステファニー・ロス・シソン 文・絵
Stephanie Roth Sisson
上遠恵子(かみとお けいこ) 監修
おおつか のりこ 訳
西村書店
NetGalleyJP
米国
レイチェルは子どものころから、夜明けから始まる鳥のコーラスを聞くのが大好きでした。いろんな鳥の声、ハチの羽の音、カエルの鳴き声、自然の中から聞こえてくる様々な音を聞くのが大好きでした。
そして、土の中には目に見えないような小さな生物がいたり、水のなかにもいろんな生物がいたり、森には鹿やリスや亀やキツネや鳥がいて、それぞれの生活をしているのを知ることがとても楽しかったのです。
生物学に興味を持ったレイチェルは海洋生物学者になりました。
ある時、レイチェルは不思議なことに気づきました。
あんなにたくさんいた生物たちが少しずついなくなっているのです。
どうしてなんだろう?
レイチェルは様々な現象を調べ「沈黙の春」と言う本を書きました。
この本がきっかけとなって、自然環境を守ろうという運動が始まったのです。
人間は、自分たちの便利ばかりを考えて、自然を壊し続けています。
そんなことをしていたら、いつかみんな死に絶えてしまいます。
地球を守るために、みんなが幸せに生きられるために、何をすればいいのか?何をしてはいけないのか?
地球が死んでしまわないように、みんなで考えないと。
この本が、そのきっかけになってくれますように。
#レイチェルカーソン物語 #NetGalleyJP
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