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『ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン17』 小路幸也 288

ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン17

小路幸也(しょうじ ゆきや)

集英社

 バンドワゴンの隣のお宅を壊して、新しい家を建てる工事が始まりました。元々は二軒の間に板塀があったんですけど、工事の間は荷物を置いたりするので、その塀を取り払っているので、風の通りが良くなったようです。堀田家とお隣の藤島ハウスに住む人たちは、以前とは少し人が入れ替わりました。でも、朝ごはんはいつも一緒に食べてます。だから朝ごはんの会話は混線しまくりだし、勘一さんの調味料のセレクトの不思議さも相変わらずです(笑)

 

 これまでカフェと古本屋さんは午後7時閉店だったのを、この夏から夜まで営業するようになって、今までと違う感じのお客様がやってくるようになりました。夕ご飯の時間はバラバラになってしまったけど、もともと大家族ですから、そこは心配ありません。

 いつだって、新しい生活に順応していくのが得意なみなさんです。

 今回のお話で感じたのは、子どもたちは成長していくし、亡くなってしまう人もいるし、人生とは「ハロー・グッバイ」の連続なのかしらということです。

 

 いつも賑やかな堀田家だけれど、少しずつ変わっていくのですね。でも、いつでも「Loveだねぇ」って気持ちに溢れているステキな家族です。来年には藍子さんとマードックさんが帰ってくるので、また引越で大騒ぎになりそうですね。

 

・春 ここ掘れワンワン迷子かな
・夏 一夜一夜にもの語る
・秋 どこかで誰かが君の名を
・冬 ハロー・グッバイ

2589冊目(今年288冊目)

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