『ぶたぶた日記』 矢崎在美 314
カルチャースクールのエッセイ講座に集まってきた人たちは、そこに参加していた山崎ぶたぶたさんにビックリです。義母さんの代理で参加したとはいえ、文章は上手いし、面白いキャラだし、その姿がピンクの豚のぬいぐるみだし!
最初は警戒心が前面に出ていた女子高生も、リストラされそうな会社員も、会社に疲れてしまったOLさんも、主婦も、みんなホントは幸せになりたいんです。ぶたぶたさんみたいに、いつもにこやかに、仕事はササっと済ませて、楽しく生きて行きたいんですけど、そうではない現実に疲れ切っています。
それぞれが、自分の不満をどう解消すればいいのかをぶたぶたさんに相談するのですが、そこで気づくんです。あんなに人気者で、幸せそうに見えるぶたぶたさんだって、実は苦労しているんだってことに。
そんな思いをエッセイに書き連ねることで、スッキリしたり、何かに気がついたり、そういうことのために、エッセイ講座が役に立っているとしたら、それは幸せだなぁ。
今回は生徒として登場したぶたぶたさん、彼なりの苦労が色々とわかって、感慨深いものがありました。
2615冊目(今年314冊目)
« 『ファイティング寿限無』 立川談四楼 313 | トップページ | 『東京「暗渠」散歩』 本田創 315 »
「日本の作家 やらわ行」カテゴリの記事
- 『ちょっぴりながもちするそうです』 ヨシタケシンスケ 26-22-3781(2026.01.23)
- 『女王様の電話番』 渡辺優 26-17-3776(2026.01.18)
- 『名探偵ぶたぶた』 矢崎存美 26-6-3765(2026.01.07)
- 『人生はそれでも続く』 読売新聞社会部「あれから」取材班 26-7-3766(2026.01.08)
- 『プリニウス Ⅻ』 ヤマザキマリ、とり・みき 25-362-3758(2025.12.30)



コメント