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『あずかりやさん まぼろしチャーハン』 大山淳子 305

あずかりやさん まぼろしチャーハン

大山淳子(おおやま じゅんこ)

ポプラ文庫

 あずかりやさんには、様々な人がやってきて、様々なものをあずけていきます。最初に頼んだ日数を過ぎると、それはあずかりやさんのものになってしまうので、誰かにあげたり、売ってしまったりすることもあるのですが、ずっと手元に置いてあるものもあります。

 あずかりやの桐島くんは目が見えないのだけど、わたしたちには見えない何かが見えているようなんです。手触りや、香りや、音から、きっと何かを感じ取っているのだと思います。だから、あずかったものの気持ちもわかるかもしれません。

 そんな桐島くんだから、彼が淹れてくれるお茶は、さぞかしおいしいことでしょう。

 

・ラブレター
 そのラブレターは、本当は弟宛に届いたもので、すぐにゴミ箱に捨てられてしまったのだけど、兄はそのラブレターを大事にとっておいたんです。

・ツキノワグマ
 セキセイインコを預けていった人がいました。

・まぼろしチャーハン
 あずかりやさんで食べたチャーハンは、とてもおいしかった。

・高倉健の夢
 ホームレスの男は自分の名を「高倉健」だと名乗っていました。

・文人木(ぶんじんぎ)
 名人の盆栽と、名人の孫の数奇な運命。

2606冊目(今年305冊目)

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