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『ブリット‐マリはただいま幸せ』 アストリッド・アンナ・エミリア・リンドグレーン 322

ブリット‐マリはただいま幸せ
Britt-Mari lattar sitt hjarta

アストリッド・アンナ・エミリア・リンドグレーン
Astrid Anna Emilia Lindgren

石井登志子(いしい としこ) 訳

徳間書店

スウェーデン

 リンドグレーンは「ピッピ」や「カッレくん」や「やかまし村」などで知られる作家ですが、1944年に書かれたデビュー作であるこの作品が日本で出版されたのは2003年というのは、何故だったのでしょうね?

 主人公のブリット-マリは15歳の読書好きな女の子です。お母さんからタイプライターを貰ったのが嬉しくて、毎日練習をしています。そんな彼女は友人からの紹介でストックホルムに住むカイサという子と文通を始めます。

 季節の行事、兄弟や両親のこと、勉強はあまり好きじゃないけれど、学校へ行くのは大好きなことなどを手紙に書いています。冬は寒いけどスキーやスケートを楽しめるし、なんたってクリスマス!らごちそうが食べられて嬉しいとか、家族そろって賛美歌を歌ったり、プレゼントを交換したりしたことも書いています。

 そして、この物語は第二次世界大戦中に書かれているので、戦争の話もちょっと出てきます。家を無くしたユダヤ人家族を家に泊めてあげた時には、戦争に翻弄される人達の悲しさについて考え、泣いているブリット-マリ。

 当時のスウェーデンの暮らしって、こんな風だったということが生き生きと描かれている作品でした。

 

2623冊目(今年322冊目)

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