『時代の変わり目を、やわらかく生きる』 石川理恵 28
学校へ行き、就職し、結婚し、家を持ち、というのが当たり前だという時代が終わりました。なのに、それを認めない人が大勢います。だって、それを認めてしまったら、これまで常識とされてきたことが覆されてしまうからです。でも、そんな常識っていつからのことなのでしょう?
誰でもそういう生活をできる、それが幸せだって思うようになったのは、長めに見積もって100年、実質的にはここ50年くらいかもしれません。
そういう縛りから逃れたいと思う人が少しずつ増えてきました。会社勤めしなくても、自分1人か仲間数人くらいの少人数で仕事をしてもいいし、家を無理して買わなくてもいいのだし、結婚というスタイルに縛られずに好きな人と一緒に暮らしたっていいし、血のつながりにこだわらない家族だっていいし。
自宅で仕事をできるようになったし、田舎暮らししてもいいし、仕事は1つしかやっちゃいけないわけじゃないし、いろんな選択があるんだってことがわかってきたんです。
自由に考えること、自由に暮らすこと、自由には決まりなんてないんだよって、この本の中の人たちにいろいろと教えてもらいました。
2690冊目(今年28冊目)
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