ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『おばけのキルト』 リール・ネルソン、バイロン・エッゲンシュワイラー 63 | トップページ | 『Chatter 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』 イーサン・クロス 65 »

『服を10年買わないって決めてみました』 どいかや 64

服を10年買わないって決めてみました

どいかや

白泉社

 かやさんは、ある日気がついたんです。服をたくさん持っているのに、着る服は決まっていて、ずっと着ないままの服がたくさんあるんだということに。そして、そんな状態なのに、しょっちゅう服を買ってしまう自分に疑問を持ってしまったのです。

 そして、決めました!10年間服を買わないで過ごしてみよう!

 といっても、下着と靴下と靴は別枠です。あくまでも洋服を買わないだけです。そんな生活を初めてしばらくしたある日、お店で服を買おうとしている自分がいたんです。無意識にレジに向かおうとしている自分に愕然とし、こんなことをしていたから、服が増えてしまったのだと改めて自覚したのです。

 手持ちの服だけで数年は何とかなりました。そんな暮らしをしているうちに、リフォームすることや、着方の工夫をすることで、楽しく着られる服が増えていったのです。

 

 今は安い服がいくらでもあるから、すぐに新品を買うことばかり考えてしまうけど、ちょっと昔までは手持ちの服を直しながら来ていました。

 セーターの肘や、パンツの膝が薄くなったら皮や布のパッチを当てたり、同じ服でもボタンを付け替えるだけでも、気分が随分変わります。

 

 フェアトレードとか、資源を大切にということを考えたら、現在のような大量生産大量消費というのは、もういい加減にやめなければならない時期に来ています。

 おしゃれをすることとは、無駄な服をたくさん持つことではありません。自分が手にした服を大事に着ること、それこそがおしゃれってものだと思います。

 この本を参考にして、みんなが服を大事に着るようになったら、それこそが本当のエコだと思うのです。

2726冊目(今年64冊目)

« 『おばけのキルト』 リール・ネルソン、バイロン・エッゲンシュワイラー 63 | トップページ | 『Chatter 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』 イーサン・クロス 65 »

食物・喫茶・暮らし」カテゴリの記事

日本の作家 た行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『おばけのキルト』 リール・ネルソン、バイロン・エッゲンシュワイラー 63 | トップページ | 『Chatter 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』 イーサン・クロス 65 »