『よはく手帳術』 miyu 60
せっかく手帳を使いこなそうと思っているのに、結局余白だらけになってしまってガックリしてしまうことが多いのですが、この本では、余白を「できなかった」のではなく、「ゆとり」と考えようという提案をしています。
毎日書かなくても大丈夫
予定や約束を書くということばかり考えていると、何も書くことがないという結果になってしまいます。真っ白なままのページを見て「あ~あ」と思うばかりでは、気持ちが落ち込んでしまいます。
真っ白なページの日は、その日は特別な事件があったわけじゃないから、「平和な一日だったっなぁ」って思ったっていいんです。
その日に起きたことじゃなくても、気になっていることをメモしたっていいんです。
あの映画を見に行きたいなぁとか、あそこに行きたいなぁとか、自分の希望や夢を書いたっていいんです。というか、そっちの方が大事なはずです。
誰かと会うとか、お医者さんへ行くとか、そういう予定というのは、自分以外の誰かとの約束だけど、本当に大事なのは自分自身との約束のはずです。自分がやりたいことリストを手帳に書いておいて、ある日それを見て「そうだ、行こう!」ってことがあったらステキじゃないですか!
よはくがいっぱいあるからこそ、そういうことをいっぱい書けるんじゃないかしら?
2722冊目(今年60冊目)
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