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『講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段』 神田伯山 石崎洋司 五十嵐大介 81

講談えほん 曲垣平九郎(まがきへいくろう)

出世の石段

神田伯山(かんだ はくざん)監修

石崎洋司 (いしざき ようじ)文

五十嵐大介(いがらし だいすけ)絵

講談社

人気講談師・神田伯山さん監修による講談社創業110周年記念企画

 徳川家光が増上寺を参拝した帰り道、愛宕山の上から梅の良い香りがしてきたのです。そこで、石段を馬で駆け上がって梅の花を取ってくるようにと、家光が命じたというところからお話が始まります。

 愛宕山は標高25.7m、江戸の町で一番高い場所で、江戸時代には東京湾や房総半島までを見渡すことができたと言われる場所です。そんな高いところへ、186段の石段を馬で登る?想像しただけでも怖い怖い!

 何人かトライしてみても、途中で転げ落ちてしまうのです。

 誰もできないのかと諦めかけた時、名乗り出たのが曲垣平九郎(まがきへいくろう)でございます。

 

 講談が、ここ数年の神田伯山さんの人気で一躍脚光を浴びています。ですから、講談の面白い話を絵本にしようっていう企画には、講談社としてさぞかし力が入ってるのでしょうね。

 絵本と言っても、文章は講談口調です。音読してみると、なかなか面白い!自分も講談師になったような気分が味わえます。

 このシリーズは何冊も出版されているそうなので、そちらも読んでみようと思います。

2743冊目(今年81冊目)

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