ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10年間やってみた。』 滝沢秀一 69 | トップページ | 『恋とそれとあと全部』 住野よる 71 »

『青いパステル画の男』 アントワーヌ・ローラン 70

青いパステル画の男
Ailleurs Si J’y Suis

アントワーヌ・ローラン
Antoine Laurain

吉田洋之(よしだ ひろゆき) 訳

新潮クレスト・ブックス

フランス

 弁護士のショーモンは骨董品コレクターで、その熱心さ加減を妻から呆れられています。気に入った絵をオークションで落として、居間に飾って眺めていると妻から叱られてしまうのです。「そういうものは、自分の部屋に置いてちょうだい!」ってね。

 ある日、オークションで見つけた肖像画を見て驚きました。そこに描かれている男性が自分そっくりだったのです。かなりの高値で落札して興奮するショーモン。「ねぇ、この絵の男性は僕とそっくりでしょ!」と妻に聞いても、友人たちに聞いても、誰も同意してくれません。それどころか、妻からは「こんな絵をどうしてそんな高額で落札したの?」とケンカになる始末です。

 誰からも大事な肖像画を評価してもらえないショーモンは、この肖像画に描かれている男について調べ始めたのでした。

 

 この作品がアントワーヌ・ローランの最初の作品なのだそうです。骨董品マニアの主人公の思い切った行動に笑わせてもらいました。ラストはよくわからなかったけど!

 

 「ミッテランの帽子」「赤いモレスキンの女

2732冊目(今年70冊目)

« 『すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10年間やってみた。』 滝沢秀一 69 | トップページ | 『恋とそれとあと全部』 住野よる 71 »

海外 小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10年間やってみた。』 滝沢秀一 69 | トップページ | 『恋とそれとあと全部』 住野よる 71 »