『オリンピア・キュクロス 4』 ヤマザキマリ 112
巌谷教授の玄孫の卓司くんは父親と上手く行っていません。父親が良かれと思って薦めることにことごとく反発する姿は、乱暴というよりも痛々しい感じがするのです。そんな彼の心のよりどころは、昆虫とプロレスなのです。
親が子どもに過度な期待を掛けてしまい、子どもがそれに耐えられなくなっているのに「根性がない」とか「お前のために言っているんだ」って更に圧力を掛けてしまうことが、最近だいぶ問題視されるようになってきました。それが本当に子どものためなのか?親の期待とか見栄がそう言わせているのではないのか?そのあたりを描いている今回の話は、とても興味深いものがあります。
卓司くんの父親はプロレスなど下らないと言うのです。でも、卓司くんはプロレスが大好きです。レスリングとプロレスの違い、それは観客を意識しているかどうか?という点なのです。それを説明してくれたのは、ある有名プロレスラーでした。
第15話 プロレス
第16話 二大興行
第17話 ヘラクレス
第18話 プロレスの星
第19話 虫とプロレス
デメトリオスは今回初めて銭湯へ行きます。昭和の時代の銭湯なのでとてもにぎわっています。熱いお湯にビックリしたり、子どもからお年寄りまで一緒にお風呂に入っている姿にホノボノしたり、背中に菩薩像の彫り物がある人に「何の女神様ですか?」と質問したり。銭湯を堪能しています(笑) こういう所はやっぱり、テルマエ・ロマエを思い出しちゃいますね。
2774冊目(今年112冊目)
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