『オリンピア・キュクロス 2』 ヤマザキマリ 98
壺絵師のデメトリオスは、もっと売れる絵を描けと村長からドヤされるけど、どうにも納得できません。いつものように大きな壺の中で悩んでいたら雷が鳴ってタイムスリップ!
またまた日本にやって来て、出会ってしまいました手塚治虫先生に!
「へぇ、ギリシャ人なの」とか「筆で線を書くのがうまいねぇ」とか、手塚先生のおおらかなところが良いですねぇ。手塚漫画の洗礼を受けて、デメトリオスは考えます。壺絵にだってストーリー性があったり、言葉が入っていたっていいじゃないかってね。
再会したデメトリオスと一緒に走る円谷幸吉さんは嬉しそうでしたね。でも、実際の彼は、東京オリンピックでメダルを取った後、次の大会に大きな期待を掛けられて、彼の人生はすっかり狂ってしまったのです。大好きな人との仲も裂かれ、信頼してきたコーチもいなくなり、どんなに孤独だったことか。
「つぶらやさん、振り返ってくださーい!」「ぼくはー あなたともっと走りたかったーっ」と叫ぶデメトリオスの叫びは円谷さんに届かなかったのです。とても悲しいです。
円谷さんの死をきっかけに、デメトリオスは重大な決断をするのです。
第5話 オリンピックと壺絵
第6話 壺絵とマンガ
第7話 漫画の発明者
第8話 ”英雄”の苦悩
第9話 振り返れ、円谷
2760冊目(今年98冊目)
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