『「大家さんと僕」と僕』 矢部太郎 117
大家さんとのほのぼのとした交流を描いた漫画を大勢の人が大好きになりました。それは普通の人だけでなく、プロの漫画家さんたちも同じなのです。「大家さんと僕」風の絵を描いてくれた方が何人もいて、どの絵も愛に溢れています。
ちばてつや先生の「太郎さんのようなひとに介護されたら・・・僕」や、里中満智子先生の「矢部さんの新作を楽しみにしています」という文章は、ステキですねぇ。大先生たちに交じって、鉄拳の「大家さんの代わりは出来ませんが、また お茶でも行きましょう」というのもいいですね。みんなから愛されてるなぁ。
そして、矢部さんのお父さんである「やべみつのり」さんとの対談は、この親にしてこの子ありという空気に満たされていて、矢部さんがこんな人になったのは、当然だなぁって思えました。
絵が上手い人はいくらでもいるけど、いい味が出せる人というのはなかなかいないんです。矢部さんのほのぼのした画風は、他の人には出せない何かが含まれているのです。その何かがある限り、矢野さんの漫画は人の心を捉えていくのでしょうね。
2779冊目(今年117冊目)
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