『オリンピア・キュクロス 6』 ヤマザキマリ 129
故郷トリトニアは多額の負債をかかえ、町は荒廃してしまいました。その責任を求められた村長は、責任を感じて死にたいというけれど、彼が死んだからと言って何が変わるわけでもなし。どうやって復興していけばいいのかデメトリオスにはわかりません。
再び日本にやって来てギターを弾く青年と出会い、自分の思いの丈を歌で表現するということもアリなんだなと気づくのです。
村中の人が貧しくなり、出稼ぎに行ったり、身を売ったりしなければならない状態です。この村をなんとかしたいけど、心が荒んだ人たちは人の話さえ聞いてくれません。
ああ、どうすればいいのだろう。デメトリオスは悩み続けます。
荒んだ心の人たちに訴えるのは、芝居なのか、歌なのか、それとも全く別の何かなのか?
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