『ぼくらは星を見つけた』 戸森しるこ 136
丘の上のお屋敷で「住みこみの家庭教師」として岬くんは雇われました。お屋敷に住んでいるのは奥様のそらさん、5年生になる息子の星(せい)、ハウスキーパーのシド、そして白猫のダリアです。ここに出入りするのは専属の庭師のターシャさんと主治医の松波さんだけで、静かな毎日を過ごしています。
岬くんは星とはすぐに仲良くなったし、そらさんやターシャさんとは話がしやすいし、食事はいつもそらさんと星と一緒だし、家庭というモノを知らない岬くんは、この家に受け入れてもらえてうれしいのです。
でも、シドさんとだけは距離を感じるのです。シドさんのことが気になってしょうがないのですが、いつも冷たい態度を取られてしまうのです。
家族って不思議なものです。ずっと一緒に暮らしていても、心の中までは見えないから、勝手に大丈夫だと思い込んでしまっていることがあります。ケンカをしたときに初めて相手の本心がわかることもあります。
お互いに大切だと思っていても、それが伝わっていないことだってあります。大切だからこそ干渉しすぎてしまうこともあります。
大事なことは、自分の気持ちをきちんと伝えることなのかしら?相手の気持ちをきちんと受け止めることなのかしら?
どうやら、その両方なのだと岬くんは気づいたようです。
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