『くらべる時代 昭和と平成』 おかべたかし 123
時代とともに、様々なものの姿が変わってきました。携帯電話はドンドン小型化し、ついにスマートフォンとなりました。ところがスマートフォンは少しずつ大型化しています。画面が大きい方が便利という定義になってきたからなのでしょうか。それとも、電話をかけるという機能が昔ほど重要ではなくなってしまったということなのでしょうか。
昔の教科書は文字ばかりでしたが、今の教科書は絵や写真が多いしカラフルです。QRコードをつけて、そこから資料画像などを参照させるというものもあって、「学ぶ」「調べる」という教科書のあり方が随分変わってしまったのだなと感じます。
10月10日は晴の特異日なので、1964年の東京オリンピックでは10月10日が開会式の日となり、それを記念して翌年から「体育の日」となったのです。なのに「ハッピーマンデー法案」のせいで、「体育の日」が10月10日ではなくなってしまったのは、とても悲しい気がします。
姿が変わっても存在し続けるものもあれば、なくなってしまったもの、なくなりそうなものもあります。
郵便ポストはいつまで街角に立ち続けてくれるのだろうか?電柱はどうなっていくのだろうか?
10年後、20年後はどうなっていくのでしょうね。
2785冊目(今年123冊目)
« 『ルポ 脱法マルチ』 小鍜冶孝志 122 | トップページ | 『プロレス深夜特急』 TAJIRI 124 »
「デザイン・アート・写真」カテゴリの記事
- 「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性」展図録 230(2023.08.19)
- 『東京のかわいい看板建築さんぽ』 宮下潤也 235(2023.08.23)
- 『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 川内有緒 230(2023.08.18)
- 『まねっこカメレオン』 リト 221(2023.08.09)
- 『絵とき百貨店「文化誌」』 宮野力哉 224(2023.08.12)
「食物・喫茶・暮らし」カテゴリの記事
- 『もっと、やめてみた。』 わたなべぽん 211(2023.07.30)
- 『くらべる時代 昭和と平成』 おかべたかし 123(2023.05.03)
- 『料理と利他』 土井善晴 中島岳志 87(2023.03.29)
- 『服を10年買わないって決めてみました』 どいかや 64(2023.03.06)
- 『やっぱり、このゴミは収集できません』 滝沢秀一(2021.07.24)
「日本の作家 あ行」カテゴリの記事
- 『ひと箱本屋とひみつの友だち』 赤羽じゅんこ はらぐちあつこ 絵 260(2023.09.17)
- 『吾が住み処ここより外になし 田野畑村元開拓保健婦のあゆみ』 岩見ヒサ 256(2023.09.13)
- 『近代おんな列伝』 石井妙子 261(2023.09.18)
- 『ある行旅死亡人の物語』 武田惇志、伊藤亜衣 249(2023.09.06)
- 『失われた地図』 恩田陸 252(2023.09.09)
「日本の作家 やらわ行」カテゴリの記事
- 『まねっこカメレオン』 リト 221(2023.08.09)
- 『もっと、やめてみた。』 わたなべぽん 211(2023.07.30)
- 『きのう何食べた? 21』 よしながふみ 169(2023.06.18)
- 『足みじかおじさんの旅』 やなせたかし 170 (2023.06.19)
- 『ライク・ア・ローリングカセット』 湯浅学 173 (2023.06.22)
コメント