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『きりのなかのはりねずみ』 ユーリー・ノルシュテイン 159

きりのなかのはりねずみ

ユーリー・ノルシュテイン 作
Yury Norshteyn

セルゲイ・コズロフ 作
Sergey Kozlov

フランチェスカ・ヤルブーソヴァ 絵
Francheska Yarbusova

こじま ひろこ 訳

 はりねずみくんは、ともだちのこぐまくんの家を目指して出かけました。日が暮れてきて、星も見えてきました。後ろからふくろうくんがついてきて、はりめずみくんのマネをするんだけど、ちょっと違っちゃうところにフフフって笑っちゃいます。

 白い馬は近くにいるらしいけど、霧の中だからよく見えません。

 川に落ちたり、怖い目にあったりするけれど、はりねずみくんが一生懸命に歩いていくところが可愛いです。

 はりねずみくんがこぐまくんへのお土産として持っている「いちごのハチミツ煮」のビンを包んでいるのは、白地に赤い水玉模様のハンカチなのかしら?それがとってもかわいいの。

 ロシアって、こんなにも自然が豊かなところなのね。戦争なんかしないで、はりねずみくんたちように、みんなで仲良く暮らしていけばいいのにね。

 

 著者ユーリー・ノルシュテインのことを調べてみたら、彼は映像作家としても知られている人なのです。手塚治虫が『アドルフに告ぐ』の中で、カウフマンに射殺されるユダヤ人ヴァイオリニストの名前に彼の名を借用したというエピソードにビックリしました。

2821冊目(今年159冊目)

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