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    (by 本田宗一郎)

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『もっと、やめてみた。』 わたなべぽん 211

もっと、やめてみた。

わたなべぽん

幻冬舎文庫

・身近なところで、やめてみた
 雨の日にビニール傘を指している人ってビックリするほど多いんですよね。天気予報をチェックしたり、折りたたみ傘を持って歩こうという気持ちがない人が昔より増えたような気がします。ビニール傘は安いように思えるのかもしれないけど、雨が降るたびに買っていたら結構な散財になります。

 あるとき、ぽんさんはそれに気がついたのです。傘以外にも、プチプラアクセ、ボディソープなど、それまで何の気にもせずに購入していたものの無駄に気がついたのです。そして、ボディソープを使うことで肌を痛めていたという、とても大事な発見もしたのです。

・人間関係で、やめてみた
 大勢いるところに行くと思うだけで疲れてしまう、ぽんさん。どうしてこんなに気を使ってしまうんだろう?そんなことを気にしながら人と付き合わなくてもいいんじゃないかな?

・囚われるのを、やめてみた
 自分がずっと想いつづけてきたことが、自分を苦しめていたのかもしれません。それは、確かに本当のことかもしれないけど、それにいつまでも囚われていたらつらいよね。

 

 そう、要らないものをたくさん買っていたり、要らない心配をしていたリ、自分で自分の首を絞めるようなことを沢山しているのです。でも、なぜか気づけない。それは、そういう行動を当たり前だと思ってるから。

 ぽんさんのように、何かのきっかけで気づけたらそれはとてもラッキーです。無駄な心配や、無駄な出費を減らしていくうちに、何故か自己肯定感も上がってくるのは、不思議なことです。

 そうか、自己肯定感のなさをモノや心配で埋めていたのかと気づいたら、毎日の暮らしはかなり気楽なものに変わるのですね。

2873冊目(今年211冊目)

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