『ビブリア古書堂セレクトブック ブラック・ジャック編』 手塚治虫、三上延 191
「ビブリア古書堂の事件手帖 5 栞子さんと繋がりの時」の中でブラック・ジャックを取り上げていましたけど、三上延さんはブラック・ジャックにとても思い入れがあるのだそうです。それぞれの話の後に解説を書いてらっしゃいます。そこで手塚治虫が取り上げたテーマについて考察し、当時問題になっていたことが時間とともに忘れられてしまうことの危うさを説いてらっしゃいます。
ほとんど読んだことがあるお話でしたけど、どれも重いテーマで、決して忘れてしまってはいけないことばかりです。
・畸形嚢腫
・木の芽
・ふたりのジャン
・アリの足
・なんという舌
・その子を殺すな!
・ガス
・不発弾
・ふたりの黒い医者
・魔女裁判
・身代わり
・闇時計
・台風一過
2853冊目(今年191冊目)
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