『みつばの泉ちゃん』 小野寺史宜 207
子どもの頃におばあちゃんの家に預けられていたというところから始まったから、ちょっと深刻な話かと思ったけど、そちらにはいかずに、ノビノビと泉ちゃんが育っていくところがいいなぁ。
泉ちゃんは、ホントにいい子だなぁ。世間が言うような「常識」ってもののウソをわかってるんだろうなぁ。そんなことよりも、自分が好きなこと、素直にそうだと思えることを優先しています。だから、タテマエのウソなんかつかなくて、それどころがズバッと本当のことを言っちゃって、でも「そういう所が泉ちゃんらしいよね」と周りから思われているって、ステキだよね~!
ホントは痛いところをついているのだけど、泉ちゃんに言われるとそう感じないというところが、彼女の凄いところなんだろうなぁ。
泉ちゃんは、美人でもないし、頭がいいわけでも、運動神経がいいわけでも、要領がいいわけでもないんだけど、ものすごい才能があるの。それは、みんなから愛されるキャラだってこと。学生時代の友達、仲良しの従弟、バイト先の上司、みんな泉ちゃんのファンなのね。
泉ちゃんは、メゾンしおさいに住んでいた、あの子だったのね~、みつばの郵便屋さんの秋宏さんとの思い出は、やっぱりあの事件よね。
表紙の泉ちゃんが、裏表紙の泉ちゃんになっていく物語、なんだか、懐かしい友達に久し振りに会ったような気持ちになりました。
2869冊目(今年207冊目)
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