『電車のなかで本を読む』 島田潤一郎 217
「本屋で待つ」で知った島田さんは、ひとり出版社・夏葉社を営んでらっしゃいます。もともと小説家を目指していた方ですから、本を読むのが大好きだし、文章も上手い。そんな島田さんが薦めてくださる本はどれも読みたくなるものばかりです。
普段は、読んだ本のタイトルをノートに書いているだけということですが、ここで紹介されている本は様々な内容のものですが、やっぱり本にまつわるものが多いのです。本屋さん、図書館、本棚、そういうキーワードに誘われて、わたしも読んでみたい本が増えてしまいました。
読んでみてとてもよかったという本の中に「うたうおばけ」や「夢も見ずに眠った」が含まれていたことがとても嬉しい気がします。だって、わたしも大好きな本だもの。
〇これから読んでみようと思う本
・パトリックと本を読む ミシェル・クオ
・移動図書館ひまわり号 前川恒雄
・気がついたらいつも本ばかり読んでいた 岡崎武士
・まちの本屋 田口幹人
・聖の青春 大崎善生
・ヨーロッパ・コーリング ブレイディみかこ
・中年の本棚 荻原魚雷
・日本社会のしくみ 小熊英二
2016年4月~2022年6月にわたり、高知新聞社「K+」に連載されたものから、この本が作られています。
2879冊目(今年217冊目)
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